海外ニュース:進行膵臓がんに対するCPI-613とmFOLFIRINOX併用療法の第3相試験
写真:ミンシグ・チョイMD
海外ニュース:進行膵臓がんに対するCPI-613とmFOLFIRINOX併用療法の第3相試験
著者 ジェニファー・バーン
2020年2月11日
ストーニーブルック大学ルネッサンス医科大学の研究者は、転移性膵臓癌の患者の生存を延長できる酵素標的薬を開発しました。同大学がんセンター消化器腫瘍学チームの腫瘍内科医であるミンシグ・チェ博士は、「新薬のCPI-613(devimistat、Rafael Pharmaceuticals)は、次の第III相臨床試験でmFOLFIRINOXと組み合わせて評価されます。」と述べました。18人の患者を対象とした第1相試験では、CPI-613と化学療法の併用により、全生存期間(OS)中央値が20か月対歴史的対照群11か月で、化学療法単独の場合と客観的奏効率は61%対32%と良好な結果を示しました。
















